製造設備

  • 焼鈍

    熱処理を通じて冷間圧延組織を再結晶組織に変える工程です。方向性電磁鋼板は、素材内の炭素を除去してMgOコーティングを施す脱炭焼鈍と、圧延方向に磁気特性に優れた二次再結晶組織を形成する高温焼鈍を行います。無方向性電磁鋼板は、再結晶と絶縁コーティングを施します。

  • 絶縁コーティング

    電磁鋼板を加工・積層して鉄心に使用する場合、加工性を改善し鋼板の厚さに比例する渦電流損失を最小化するために、連続Coaterを用いて鋼板の上下に絶縁コーティング液を塗布する設備です。方向性電磁鋼板は、暗褐色のForsterite(Mg2SiO4)を主成分とするBaseコーティングとリン酸塩Baseの透明な絶縁コーティングを行います。無方向性電磁鋼板は、用途や要求特性に応じてコーティングの厚さや成分が様々です。

  • 予備焼鈍

    予備焼鈍工程は、スケールブレーカーと塩酸タンクを通して熱延素材の表面にある錆(Scale)を取り除き、熱処理により冷間圧延性を改善し、磁気的特性を向上させる工程です。

  • 冷間圧延

    用途に合った厚さと材質を確保するために、通常40%~90%の圧下率で行われ、均一な厚さや形状の制御で自動厚さ制御、自動形状制御などを行う先端制御機器を使います。