POSCO 倫理規範

倫理規範

1. 基本原則
- POSCOは基本に徹し原則を守る正道経営を基盤として信頼と尊敬を受ける企業となるものとする。
- 我々は持続的な経営革新と成長力を強化し、企業価値を増大させ、倫理的な企業文化の定着を通して顧客には取引きしたい会社、株主には投資したい会社、従業員には働きたい会社を作り、すべての利害関係者と共に成長・発展する。
2. 顧客及び取引先
- 顧客価値を経営の最優先にして最高の製品とサービスを提供する。
- 供給社には公平な機会を提供し、合理的な取引条件を保障することで同伴者関係と発展させる。
- 競合社とは善意の競争を追求し、公正な取引秩序を遵守する。
3. 株主と投資家
- 透明な意思決定と効率的な経営活動により正当な利益を実現する。
- 持続的な経営革新と成長戦略を通じて企業価値を増大させる。
- 株主及び投資家の権利と投資収益を尊重し、必要な情報を適期に提供する。
4. 役職員
- 個人の創意を尊重し、公正な競争の機会を提供することで自己実現の場となるようにする。
- 学歴、地域、性別、年齢、宗教などを理由にいかなる差別待遇もしない。
- 相互信賴と理解を基盤とした発展的な企業文化を定着させる。
5. 国と社会
- 国家と社会、個人の創意を尊重し、公正な競争の機会を提供することで自己実現の場されるようにする。
- 学歴、地域、性別、年齢、宗教などを理由にいかなる差別待遇もしない。
- 相互信賴と理解を基盤とした発展的な企業文化を定着させる。

行動準則

1. 顧客との取引健全かつ公正な取引秩序を遵守する。
- すべての取引は相互尊重し、同等な立場で公正に行われるようにする。
- 優越的地位を利用して、どのような形態の対価や不当な要求をしない。
- 脱税、会計不正、環境汚染など違法行爲のある会社とは取引しない。
2. 利害関係の衝突業務と関連して利害関係者と正当でない行為をしない
- 利害関係者と正当な業務遂行に支障をきたし得る金銭貸借、請託などをしない。
- 通常レベルのお土産や贈り物を除く任意の金銭や金品を提供したり、受けない。
- 通常レベルを上回る接待や便宜を提供したり受けてはならず、やむを得ない場合でも相手側の規定によって禁ずる行為を行ってはならない。
- 慶弔金は相互扶助の趣旨に基づいて通常レベルの5万ウォン以内を推奨して、特別な場合であっても、10万円を超えないようにする。
3. 会社資産の保護会社の資産や情報を利用して個人的に利益を得てはならない。
- 会社の重要な内部情報を利用して個人や他人が不当な利益を得てはならない。
- 予算財源は誠実な管理者の立場で効率的に執行する。
- 会社の備品、施設などを会社の業務と直接関連のない用途に使わない。
4. 情報の保護及び共有会社の重要な情報を保護し、有効な情報は共有する。
- 会社の非公開情報や重要情報を徹底的に保護する。
- 重要な情報は、認知するとすぐに業務に必要な人に提供する。
- 情報を歪曲したり虚偽の事実を流布しない。
5. 職員の心がけ相互を信頼し尊重する組織文化をつくる。
- 他の人に不快感を与える言語的、物理的、視覚的な行動をしていない。
- 個々人の私生活を尊重し、他人に関する非難や相手を害する行為などを行ってはならない。
- 組織間の壁を無くし、互いに協力する雰囲気を造成する。
6. 健全な社会生活社会規範を尊重し、POSCO人としての名誉を守る。
- 模範的社会構成員として奉仕活動に上回っている。
- POSCOとPOSCO人としての誇りを傷つけるような行為をしない。
- 会社の職位を利用して特定の政党や社会団体の利益となる活動をしない。
7. 倫理規範の遵守倫理規範を実践する企業文化を定着させる。
- 倫理規範を行動と価値判断の基準とし、皆が誠実に遵守しなければならない。
- 本人や他人の行動が倫理規範に抵触された事実を知った場合は上級者または倫理担当部署に通報しなければならない。
- 会社は上の事実を通報した人を保護し、不利益を与えてはならない。
- 倫理規範の効率的な運営のために、必要な場合は別途の詳細基準を設けることができる。