Location : Main > 需要開発 > 製造産業部門 > スチール缶













スチール缶は、すでに我々の身近な所で幅広く使われているが、POSCOではスチール缶の競争力向上及び新規用途開発のため、関連業界と共同で需要開発活動を進めており、代表的な例は以下の通りである。

スチール製ビール缶

ビール缶は、欧州など先進諸国ではスチールが採用されているが、韓国で販売されているビール缶は全量を輸入して使用しているアルミで製作されており、毎年約200億ウォン程度の外貨が消費されている。
POSCOは、アルミ缶からスチール缶への切り替えを図っている韓国の缶メーカーと共同で、品質が優秀で安価なスチール製ビール缶を開発し、2000年からは韓国のビールメーカーが採用・拡大している。
韓国のビール缶をスチールに切り替えた場合、輸入代替、関連需要産業に競争力確保及び環境汚染の減少など様々な効果が期待される。

スチール製キムチ缶

発酵食品の特性上保存期間が短く、運送及び保管時には冷蔵流通に依存するほかない。また、冷蔵流通時も約15日経過すると食用には耐えられないことから、日本など近距離地域にしか輸出ができない。キムチの世界化に向けて、韓国食品研究開発院、釜山大学キムチ開発研究所と共同で非加熱殺菌処理技術及び機能性キムチ缶の開発等、缶の需要拡大に取り組んでいる。

スチール製冷却缶

冷却缶は、缶内部のシリンダー内の冷媒が外部へ噴出して内容物の潜熱を逃がすという原理を利用して開発された製品である。世界的に冷却缶についての研究が地道に試みられているが、いまだ商用化された製品はない。POSCOは、製造特許を保有している韓国のベンチャー企業と冷却缶商用化のための冷媒用シリンダー溶接技術を開発しており、シリンダー素材までスチールで製作出来るため潜在需要は極めて大きいものとみられる。

スチール製缶花瓶

缶花瓶とはスチール製缶容器を花瓶とし、種や土を入れ密封して消費者が簡単に植物を栽培できるように開発された製品である。種蒔きから発芽、成長、開花まで育てながら観察できるといった教育的なメリットがある。
POSCOは、容器メーカー及び種苗会社と共同で容器に合った花の種及び土壌条件、栽培方法等を開発して2000年上半期から発売しており、圧縮土の開発など品質改善を通じた需要拡大に取り組んでいる。

GAUGE DOWN

スチール缶の競争力強化のため、素材のGauge Downを進めている。韓国における2-Piece CAN向け素材は、'98年までは0.265〜0.28mm素材を使っていたが、'99年からPOSCOでは高強度D&Iを開発し0.245〜0.26mmへと下げて、2001年からは0.235〜0.245mmを採用する計画である。

3-Piece CAN向け素材も、従来の0.21mmから0.19mmへと採用を転換しており、スチール缶を生産している韓国の缶メーカーの競争力向上に寄与するものと期待されている。

 Copyright © POSCO, All rights reserved. Contact steelinfo@Steel-N.com for more information